自宅練習用チューブアンプとして評価の高く、バークリー音楽院のトモ藤田氏も推奨している名アンプ、フェンダーブルースジュニア。
今回は自分が普段の自宅練習に使っているアンプ、フェンダーのブルースジュニアのご紹介です。
かれこれ10年ほど愛用しているチューブアンプで、そこそこ手頃なサイズで自宅練習、レコーディングなどにも使えるアンプです。
初めてのチューブアンプを選ぶなら最適なチューブアンプだと思います。
シンプルなコントロールですが、弾き手の表現次第で極上のトーンを奏でてくれる良いアンプです。
いつまでも弾いていたくなるサウンドで、ついつい時間を忘れてギターを弾いてしまいます。
すごく暖かい音がします!
チューブアンプの入門としてもおすすめだよ!
ブルースJr.ってどんなアンプなの?
ブルースジュニア気になるけど自宅で使えるのかな?
チューブアンプって何が良いの?
ブルースジュニアで練習するメリットは?
などその辺の疑問にも答えていきたいと思います。
フェンダーブルースジュニアのスペック
・タイプ:コンボ
・実効出力:15W
・チャンネル数:1
・コントロール:リバーブ、マスター、ミドル、ベース、トレブル、ファットスイッチ、ボリューム・プリ管:3 x 12AX7
・パワー管:2 x EL84
・スピーカー:1 x 12″ Celestion A-Type speaker
・サイズ(cm):45.7W×40.6H×23.3D
・重量(kg):14
・Spring Reverb搭載
フェンダーブルースジュニアのサイズ
フェンダーブルースジュニアは15wのコンボタイプのアンプになります。
チューブアンプはトランジスタアンプとはサイズ感が違うので気をつけましょう。
実際にギターを前に置いてみると結構大きのが分かりますね。
15wだけど結構でかいです!
15wのコンボタイプのアンプですが重量は14キロあります。サイズも45.7W×40.6H×23.3Dと大きいです。
正直なかなかの重量なので、長時間の持ち運びは大変です!
正直最近は小型な自宅練習用アンプがたくさんあるので、自宅用とするとブルースジュニアはかなり大きなサイズのアンプだと思います。
15wだからと実際もサイズを調べずにポチッとしたら大変です。
ブルースジュニアは音量や音圧もあるのでスタジオ練習や、レコーディングなどにも使えるアンプです。
自宅だけではなく、外にも持っていけるサイズ感です。
持ち運びの際は、キャリーカートなどがあると便利かもしれません。車がある方は問題ありませんが駐車場が遠い時はあった方が良いと思います。
サウンドハウスでみる自分はブルースジュニアを、キャリーカートなしで駐車場が遠くにあるスタジオに持って行った際、腕がプルプルになりギターがうまく弾けなくなった経験があります。15キロはずっしり重いです。
ブルースジュニアは限定のバージョンもある
ちなみに自分のブルースジュニアは限定のツイードバージョンです。綺麗な黄色のアンプです。
ツイードはかっこいいのですが汚れます・・・10年ほど使っているので多少汚れてきています。
この汚れが味ではあるのですが。
普段自宅で使わない時はこれを使っています。
ブルースジュニア専用のアンプカバーで、アンプとジャストサイズに設計されフェンダーロゴがかっこ良いカバーです。
保管時のホコリや汚れ除けにおすすめです。ツイードアンプは汚れが付きやすいのでカバーがあると安心です。
アンプにとって埃は故障の原因にもなるので注意が必要です。
他にも色々な限定カラーバージョンが出ているので、お気に入りのカラーがあったら売り切れ注意です。
ブルースジュニアを狙ってる方は限定カラーを狙うのもありだと思います。
限定カラーはインテリアとしてもかわいいのです。
ただ、通常のものと限定の物だとスピーカーが違う場合もあるので弾き比べてみた方が良いと思います。
フェンダーブルースジュニアのサウンド
ブルースジュニアのコントロールは
リバーブ、マスター、ミドル、ベース、トレブル、ファットスイッチ、ボリュームのシンプルな構成になっています。
シンプルで無駄の無いコントロールなのでセッティングにも余計な時間がかかりません。
図太いトーンを搾り出すFATスイッチあります。
FATスイッチを押すと音が太くなり歪みが少し加わります。
少しノイズも増えるのでリードように使うといいと思います。
専用フットスイッチも出ているので切り替えもできます。
フットスイッチがあれば2chで使うことができるので便利です。
サウンドハウスでみるこの真空管のうっすら光る感じがすごくかっこいいですよね。
ブルースジュニアは真空管アンプとしては小型な方ですが、しっかりとフェンダーの音がするのも素晴らしいです。
デジタルとは違う本物の真空管サウンドを生み出してくれます。
フェンダー系のアンプなので、クリーンからクランチぐらいが得意ジャンルになると思います。
クリーンもフェンダーらしい綺麗なサウンドですし、クランチサウンドはブルースなどと相性が良いです。
スプリングリバーブも綺麗なので、薄くかけて使っています。
最近はクリーンサウンドが気に入っていて、ストラトを繋いで弾くと時間を忘れてしまいます。
ちなみに自分のブルースJr.はスピーカーがジャンセンですが、年式や使用によってもスピーカーが違ってくるのでサウンドが違ってきます。
購入する際は、試奏するのをおすすめします。
すごく歪むタイプのアンプではないので、歪ませたい方はエフェクターをつなぎましょう。
サウンドハウスでみるブルースジュニアで練習するメリット
真空管アンプのブルースジュニアで練習するメリットを紹介していきます。
自分自身ブルースジュニアを愛用して10年以上になります。
ブルースジュニアをギターの練習に使っていて良かった点を紹介します!
ピッキングニュアンスの練習になる
ブルースジュニアは真空管独特の温かい音がしますし、ピッキングのニュアンス(強弱)にも反応がいいです。
その分、しっかり弾かないと良い音を出せないよ!
真空管アンプでの練習はバークリー大学のトモ藤田さんもおすすめしています。
トモ藤田さんはバークリー音楽大学ギター科の講師で、あのジョンメイヤーにもギター教えたすごい方です。教則本も出しています。自分も愛読しています。リズムの正確さが素晴らしいギタリストで、SNSでもたくさん発信してくれています。
真空管アンプはピッキングへの反応がいいので、しっかりピッキングしないといい音でなってくれません。その分細かいニュアンスなどが表現しやすいと思います。
個人的には、弾いていて気持ちが良いのは真空管アンプの方です。
その分ブルースジュニアでいい音が出せるようになるといいピッキングが身についてくるのだと思っています。
良いアンプを使い、弾き方、ピッキング、タッチを練習していくことで、良いトーンでギターを弾けるようになると信じて練習に励んでいます。
自分自身ブルースジュニアで練習するようになってからピッキングに対する意識が変わったと思います。
最近はデジタル系のモデリングもすごく良いものが多いですし、アンプじゃなくてパソコンにつないでギターを弾く方も多いと思います。
自分自身もデジタル系の機材も使いますが、実際弾いていて一番気持ちが良いのは真空管アンプを使っている時だったりします。
真空管アンプをあまり使ったことがないなぁって方はブルースジュニア試してもらえたらと思います。
ブルースジュニアって自宅練習で使えるの?
ブルースジュニアが欲しい!って思っている方の中には自宅で使えるのかな?って疑問に思っている方も多いと思います。
ブルースジュニアは15wですが、真空管アンプなのでサイズだけではなく、音量も音圧もトランジスタアンプより大きくなります。
自分自身も楽器屋で実際見た時、サイズが大きくて自宅で使えるか心配になりました。
結論からいうと
マスターとヴォリュームつまみがあるから
小さい音で練習もできるよ!
自分は一軒家でもアパート(賃貸)でもブルースジュニアを鳴らした経験があります。
その時の使用感をお話します!
ちなみにフェンダーの同じようなサイズのアンプにプロジュニアもありますが、あちらはマスターがないので注意です。
まず、一軒家にお住まいの方は音量によりますが、問題なく鳴らせると思います。
家庭環境にもよりますが・・・
ただ真空管アンプはトランジスタアンプより音量も、音圧もあるのでヴォリュームの上げ過ぎには注意が必要です。
次はアパートなどにお住まいの方
アパートにお住まいの方も、マスターとボリューム調整で小さい音でも鳴らすことはできます。
楽器禁止の賃貸はなどでは厳しいと思います。宝の持ち腐れになるかもしれません・・・
真空管アンプはヴォリュームあげた方が良い音で鳴らせるので、音量をあげれる環境の方が好ましいと思います。
自分自身はアパートのときは昼の時間帯だけブルースジュニアを練習で使っていました。
ヘッドフォンジャックがないのでヘッドフォンが使えないのは注意です!
昼の時間帯など音量が出せる時はブルースジュニアを使い、夜はヘッドホンをつなげるアンプかアンプシュミレーターなどでの練習がおすすめです。練習時間に合わせてアンプを使い分ける方法がおすすめです!
自分使っているサブのアンプはこちら
ブルースジュニアを使えない時間帯はこちらのアンプを使っています。
アンプは用途に分けて何台かあると便利なので、ブルースジュニア一台だけではなく他の小さいサイズのものもあるのが望ましいです。
フェンダーブルースジュニアのまとめ
15wの真空管アンプとしてとても評価の高いフェンダーブルースジュニアのご紹介でした。とても良いアンプで初めての真空管アンプとしてもとてもおすすめです。
10年ほど愛用しているアンプですが、購入して本当によかったと思える機材の一つです。
自分は主に自宅での練習やスタジオに持って行ったりして使用していまが、重量は14キロ近くありますが車なら全然運べるサイズです。
自宅練習からスタジオの練習、小さなライブハウスやステージなど幅広い用途に使えるとてもいいアンプなので一台持っておくと役に立つアンプです。
ギター初心者の方もトモ藤田さんが言っているように真空管アンプでの練習はギターのレベルアップに繋がると思います。
ギターを弾く時間の一番長い自宅練習でこそ、良いアンプを使うのは上達につながると思います。
サウンドも綺麗なクリーンサウンドから、気持ちの良いクランチまで対応できる良いアンプです。
時間を忘れて弾いてしまう良いアンプです。
これから真空管アンプを買おうと思っている方にはとても良いアンプだと思います。
それでは皆さん良いギターライフを!
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